おりおりに 出逢った      「すきなもの」を      縦横無尽に ご紹介
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はじまり と おわり



今日は グレゴリウス暦2014年の元旦

そして 旧暦師走の朔



この時期は 太陽と月の周期が寄り添っているようで

1月の晦日が 旧暦の元旦

3月の1日が 旧暦2月の朔

となっています





12月は師走と呼ばれますが、

その語源の説の一つに

「四季の果てる月」という意味の 「四極(しはつ)」や

「一年の最後に成し終える」という意味の 「為果つ(しはつ)」があるようです



個人的には 「師が走り回る」というよりも

こちらの方が しっくりきます



「果て」を意味する名の呼び名が

「しはつ」と

はじまりを連想させるオトであるのが

興味深くもあり

また

「しわす」

と書けば

「し 和す」 とも読め

これまた 意味深長な名に思えてきます

(「し」は 上記の“四”や“為”とも取れますが
 
古くは 息吹や命を意味する言葉でもあったようです)



新暦の一年の始まりの月と

旧暦の一年の終わりの月が

かさなっている

はじまり と おわり の とき



あらたなものが うまれなければ

ふるいものは おわることができません