そらみつ大自在
旅の初日
日本最古とされる天満宮で
お祭りが行われていました
白装束に
紅梅の判が
なんとも粋で
西日本屈指の荒祭りとして有名という
この御神幸祭(=裸坊祭)の
御発輦[ごはつれん]と御帰還は、
人混みを避けたい
のと
隣の市に取った宿に帰るのに時間がかかるため
見ませんでしたが、
周辺から神社へ向かう人たちの
晴れやかで
高揚した雰囲気から
この祭りと社が
とても大切にされてきたことが
感じられました
翌日は
宿を取った市の
天満宮のお祭
両社を同じ神主さんが管理しているために
八坂神社と連動したお祭りとのことでしたが、
それは
その日に参加した歴史散歩の案内人さんがおっしゃった
「スサノオと道真公
ともに
荒ぶる神を祀った者(の意図)
と
それによって護られている地」
を
象徴しているようにも思えました
*
通説とは異なる
歴史の本を読みながら、
スサノオ
も
菅原道真公
も
もしかしたら
一般に伝えられているような存在ではないのでは
と
思っている
私には、
この地の果たしてきた
そして果たしているであろう
役割
というものに
改めて
思いを馳せる機会ともなりました
すると
「兄弟 わっしょい」
という
御神幸祭での掛け声が
深く響いてもくるのでした