聖誕生
2022年5月に新たに見つかったとされる
コロンビア・サンタンデール産のピンク・レムリアン・クォーツ
が
昨日の午前中
私の元へやってきました
こちらのサイトによれば、
サンタンデールは首都ボゴダの北部に位置するコーヒーの産地で
アンデス山脈の一部のオリエンタル山系に属し
険しい山岳地帯や渓谷、熱帯雨林などから成る土地
ピンク・レムリアンが採掘されたのは
熱帯雨林の奥地にある小さな鉱山
だそうです
ちなみに
サンタンデールという地名の語源を調べてみると
聖アンドリューにつながる説があり
アンドリューの語源は「人」を意味し
その説に拠るなら
サンタンデールは「聖なる人」という原義を持つことになります
*
ネットに載っていたこの写真が
<写真はこちらよりお借りしました>
瞬時に私の中で
常田健さんのこの絵と重なり
<画像はこちらよりお借りしました>
そして
この石を招いた先から
すでにやってきていた二つの石との繋がり…流れ…モノガタリのようなものを
感じたのでした
*
出芽した種から
すきとおった双葉のような
クリスタル・ハート
が
ひらき
<写真は上掲2枚目と同じところからお借りしました>
マリアが幼子を抱くかのような石は
あらたなる生命の誕生
であり
その福音であるかのよう…
*
図らずも
“生まれたばかりの聖なる人”が選んだ場所は
種に見立てた石の手前
クリスタルハートの双葉に見立てた石のほぼ真上でした
その“誕生”を祝うかのように
一夜明けた今朝
同じ部屋に活けてある梅が開花していました
三千世界 一度にひらく 梅の花
燦然世界 いちどにひらく うめのはな
【余談】
(2024.01.02(火))
常田健さんを知ったのは
新聞の個展案内の小さな記事だったと記憶しています
その個展会場の2階にシェリー酒を専門とするお店があり
その後しばらくして数年間続くことになるシェリー酒ブームの伏線となるわけですが
それはさておき
その個展から随分と年月が経ったころ
ツレの従姉妹の自宅を訪ねると
上掲の絵が飾ってあり
彼女の夫君が
常田健さんの親類だったことを知ったのでした