いしのはな
10年近く前に買った石を
ある方に送りたくなり
ご意向を伺うために
撮った写真
花のようなその象形に
「石の花」という言葉が浮かび
調べてみると
ロシアの作家パーヴェル・バジョーフ氏の
ロシア・ウラル地方の民話を元にした短編集『孔雀石の小箱』のなかに
「石の花」という小編がありました
また
同名のものとして
その話を元にした バレエ作品や
第二次世界大戦中のユーゴスラビアを描いた漫画も
(*以前 家人が買ってきて、パラパラと読んだ記憶があります)
あります
私が見たサイトによれば
バジョーフ氏が「石の花」に託したものは
自然の美しさ
真の美しさ
うつくしさそのもの
の
ようです
*
自然にしかつくれない 石の花
人間にしかつくれない 石の花
人がかかわることで うまれる いしのはな
*