あらわす
この土曜日
現役のダンサーである知人がやっている
ダンス・スタジオの発表会へ
行ってきました
踊りを観るのは
2012年の荒川修作さんの命日に養老天命反転地で行なわれた
田中泯さんの「場踊り」以来
ちなみに
今回発表会に誘ってくれた彼女は
田中泯さんとも共演したことがあるようです
(ウェブで検索したら そのような記述が出てきました)
カラダのことを一緒に学んでいる彼女が
どのような踊りをやっているのか
どのように踊りを教えているのか
知りたいなぁ
と
思っていた時でしたので
我が家からは少々遠い場所ではありましたが
伺うことにしたのでした
バレエ/コンテンポラリーダンス
という
スタジオにつけられた形容詞
これまでの
モダンバレエやモダンダンスやコンテンポラリーダンス
の
体験から
実はあまり期待していなかったのですが、
4歳から70歳代まで
と
幅広い年齢の方たちの
緊張しつつも
硬さやぎこちなさもありつつも
踊ることを楽しんでいる様子が伝わってきて
お世辞抜きに
楽しい時間を過ごすことができました
私の記憶が確かならば
あるテレビ番組で
田中泯さんが
「踊りとはカラダを動かすこと(だけ?)ではない。
こころが踊るのだ。」
というようなことをおっしゃっていましたが、
そういう意味において
「おどり」
そのものを
楽しませてもらったのでした
全身を使って
カラダ全体で
あらわすことの
たのしさ
と
よろこび
と
ここちよさ
中でも私の目を引いた
一人の女の子
の
安定したカラダと
流れるようなうごきは
「踊り」とか「振り」とか「表現」といったものの
枠が薄れ
いのちの躍動そのもの
の
ようでした
あらわれ方は
まったく違うものの
先日観た
井上有一さんの書に
通じるものがありました
コトバ以前の
そして
コトバにできないものの
あらわれ
と
文字とオトと動きをひとつとして
あらわされた
井上さんの書
まるで
コトバが発生する現場を垣間見たような
かんじです
帰り際に頂いた花を
飾ってみると
まるで
発表会の
たのしくて はなやかで あいらしく 女性らしい
雰囲気
そのままのよう
そんな気持ちでいると
枯れて落ちた花びらも
なんだか
踊っているように見えるから不思議です(笑)
おどり
の
ことば
ことば
の
おどり
@本日 夏至
@昨夜の西の空の 月と木星と金星の輝きは
とても印象的でした
<三日月の形だったのに ぼやけて半月みたいになってしまいました。。。>