おりおりに 出逢った      「すきなもの」を      縦横無尽に ご紹介
http://sukimono.edoblog.net/
81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91

スケッチ/SKETCH












最終日前日の昨日

ベルナール・ビュフェ美術館での

「ロベール・クートラス

僕は小さな黄金の手を探す」展



行くことができました





これまでクートラス展が行われた会場には

縁のあるお店が2つも含まれており、

クートラスの絵がアンテナに引っかかるかもしれないと

今回の展覧会について知らせた二人の友人は

すでに昨年の松濤美術館での個展に行っていたりするのですが、

私が

クートラスの作品の実物を観るのは

今回が初めてです





気に入っていた絵も展示されていましたし

カルトやテラコッタなど

多彩な作品に触れることができた中で

私がもっとも印象に残ったのは

まったくの想定外だった

スケッチ類でした





たぶんクートラスの本質ではないかな

と思える

楽しさや悦びや軽やかさやユーモア

あたたかさや慈しみや愛情といったようなものが

スケッチの

シンプルな黒い線から溢れ出しているように感じられました





冒頭の写真は

ショップで買い求めた

クートラスのスケッチを使ったマスキングテープを

美濃和紙のハガキに貼り付けたもの















上は

同じくショップで買った

一筆箋の表紙と

下は

その中身













いつか

スケッチだけを集めた展示を

見てみたいものです










@SKETCH< Italian schizzo “sketch, drawing,”
which is commonly said to be from Latin schedius,
from or related to Greek skhedios “temporary, extemporaneous, done or made off-hand,”
related to skhema “form, shape, appearance”

超越 あるいは 相転移













Shigeo Anzaiさんが撮影された


ジュリアーノ・ヴァンジ氏の


「雌オオカミ」





今日立ち寄った本屋さんで


一目見て


釘付けになりました





調べてみると


ローマの建国神話を現したものらしく、


この写真ではわかりませんが


脚の間に


双子の赤ん坊がいます





でも


私には


過去を礎にして未来を見据え


過去の延長線とは違う領域へ


今まさに


跳躍


あるいは


走り出そうとしている姿に見えるのでした







越境















初 秋 の 蝶



張 り 巡 ら さ れ た 金 網 を



あ ち ら へ



こ ち ら へ



自 由 自 在 に



行 き 来 す る











ク ロ ア ゲ ハ



囲 い を 超 え て



海 と な る











Double Rainbow













この月曜日

台風の合間を縫って

二重の虹がかかりました




「Double Rainbow」

から連想した

「Double Fantasy」

より


“Starting Over”をどうぞ♪















@ FANTASY< phantazesthai “picture to oneself,”< phantos “visible,”< phainesthai “appear,”
 in late Greek “to imagine, have visions,” related to phaos, phos “light,” phainein “to show, to bring to light”




あきの風













今年のグレゴリウス暦の9月の始まりは

旧暦の8月の始まりと重なりました




まだまだ残暑は厳しいものの

空にも

風にも

確実に秋の気配




朔の今宵は

ESTRELLITA

星が綺麗に見えることでしょう



























銀河系の夕暮れ













夕日が

やや南側の雲に反射して

ほんのりあたたかな色を映していました




撮った写真を見てみると

雲が銀河の形に見えて

太陽が反射したオレンジ色が

銀河系内の地球の位置に思えて…




暮れゆく空が

広大な宇宙とダイレクトに繋がって

いったのでした











つきので














雲間の空が

青空のように見えたら

隠れていた月が

煌々と

あらわれました




文月/旧暦・水無月の望

のこと































@7/20(水)

旅立ち



この度 寿命によりお別れする事となりました。

幸い家族・友人・趣味に恵まれ 楽しく過ごさせて頂き、

感謝申し上げます。




この先は宇宙の塵となり 自然の大循環の中に組み込まれ、

やがて他の生命誕生に参加する事でしょう




雪ひとひら川面に映る灯をとりに




御献花ありがとうごさいました。




平成十三年二月十二日


鈴木 淳












『ファミリーヒストリー』

という番組で

紹介された

ミュージシャンである矢野顕子さんの

お母様のお別れの言葉




自分の葬儀に参列してくれた人に宛てた手紙を

亡くなる前に自身で準備されたそうです




素敵な生命観




私も同じような心持ちで最期の時を迎えられたら



思いました








月と木星














昨夜は

月齢5の月と木星が大接近




西の空に

仲良く並んで見えました



次の大接近は

8月6日とのこと