なう
このあいだの日曜日
注連縄飾りワークショップに参加し
生まれ始めて注連縄飾りを作りました。
講師は
「TANBO NO WA」を主宰している馬場寛明さん。
自然栽培された稲わら・稲穂に
馬場さんが地元で採取してきてくださった 野ばらの実や千両・万両や南天を使い、
やがては自然に還る 昔ながらのしめ縄飾りです。
*
まず最初は、練習も兼ねて
4本の藁を2本ずつに分け それぞれを右回りに綯っていき、
そうやって綯われた2本を今度は左回りに綯っていきました。
これはしめ縄と飾りの稲穂をまとめる土台として使います。
次に
8本を4本ずつに分け 同様に綯っていきます。
これはフックとして使うことになります。
私のように注連縄を二重にする場合は 二重の輪を固定する働きも兼ねるものです。
そして最後に いよいよメインの注連縄作り。
30本を ボリュームを見ながら10本づつ程度に三等分し、
2つの10本を 同様に綯って一本にまとめます。
次に 残りの10本を右回りに綯ったら
それを 左回りに綯われた計20本による一本に
縄目に自然に沿うように 左回りに綯って一本にまとめ上げて完成!です。
*
稲わらは
鹿児島で古代米を復活させる取り組みをされている方から人づてに入手された緑米。
稲穂飾りの黒っぽい稲穂も この緑米です。
注連縄本体用に
丈が長い 東京在来種の「銀」という稲穂も用意されていました。
稲穂飾りの 普通の色のお米は
自然農法家の福岡正信さんが育種した「ハッピーヒル」という品種です。
(福岡=ハッピー・ヒル ♪ ^_^)
「TANBO NO WA」のサイトで販売されているお米の品種は
どれも初めて目にするものばかりで、
稲作の長い歴史の中では
もっともっと
たくさんの品種が生まれているのだろうなぁと思うと
もっともっと
たくさんのお米を味わってみたくなりました。
以前
ネイティブ・インディアンの文化に詳しい北山耕平さんが
南米ではトウモロコシは聖なる植物なので
神事に用いるために何十種類(もしかしたら100種類以上だったかも)もの品種を育てている
と話されていましたが、
日本は どうなのでしょう。
*
今回のワークショップで最も興味深かったのは
縄の綯う方向です。
右回りはエネルギーを凝縮し
左回りはエネルギーを放出する
と言われたりもしますが…。
テンセグリティにも繋がっていきそうな…。
神様ごとは
馬場さん曰く
「左回り」なのだそうです。
地から天へ
天から地へ
外から内へ
内から外へ
円を描くのに不可欠なπ[パイ]は 無理数で
無理数とは 人の可知領域には収まらないはたらきを持つもの、
可知と不知を橋渡すもの、とも言えそうです。
このワークショップの翌日に目にした
藤田一照さんが説く座禅での呼吸仕方が 更なる刺激となって、
呼吸とともに
右回り 左回り する
体の中の動きを興味深く観ている本日なのでした。
こうさく
このところ
モノの組み合わせ[*構造や素材]によって感受するエネルギーがどのように変わるのか
に
興味があり
こんなものを作ってみました
0.9ミリ径×5メートルの銅線を3本
繋げずに
渦巻きクリップでまとめて
花びらのように開きました
3本を繋げなかったのは
テンセグリティモデルの圧縮材の扱いを真似てのこと
個人的にも
他者と物理的に繋げられるのは嫌ですし…(笑)
昨日作った
同上サイズの銅線1本のものより
広い空間をゆったりと動いている印象があります
閉ざされてきたものを ひらいていこう
「覚醒」という言葉が ずっとピンと来ていませんでした。
「覚醒」という言葉に 傲慢な臭いを感じていました。
悟りと同じようなものだろう とも思っていました。
昨晩、私たちはずっと嘘の世界に生きていたことを知りました。
折に触れ見聞きしていたことではあったのですが、
ずっと 怪しい と思っていました。
ずっと 怪しい と思っていました。
2020年のアメリカ大統領選の「あからさまな虚偽」を目の当たりにし
そこからの流れで出会った
トランプやQと一緒に 私たちの「解放」と「覚醒」のために
軍事オペレーションの最前線で命を張って戦ってくれている
信頼できる方を通じて、
「覚醒」が何を意味しているのかに
やっと気づくことができました。
私が思っていたよりも
ずっと ずっと 巧妙に
ずっと ずっと 長い時間
すべてにおいて
私たちは騙され 支配されていたのです。
私が思っていたよりも
ずっと ずっと 巧妙に
ずっと ずっと 長い時間
すべてにおいて
私たちは騙され 支配されていたのです。
この動画で語られている内容は 事実として既に受けて入れていたことですが、
昨晩の衝撃とそれに伴う様々な感情や思いが通り過ぎた後に訪れた
静かで激しいエネルギーの漲り…を経て
これを見たとき、
一からつくりあげていく道に足を踏み出す力を得ることができました。
未來からの風
<宮沢賢治「生徒諸君に寄せる」より>
何がわれらをこの暗みから救ふのか
あらゆる労れと悩みを燃やせ
すべてのねがひの形を変へよ
*
新らしい風のやうに爽やかな星雲のやうに
透明に愉快な明日は来る
諸君よ紺いろした北上山地のある稜は
速やかにその形を変じやう
野原の草は俄かに丈を倍加しやう
あらたな樹木や花の群落が
ゝ
ゝ
ゝ
ゝ
ゝ
*
諸君よ 紺いろの地平線が膨らみ高まるときに
諸君はその中に没することを欲するか
じつに諸君はその地平線に於る
あらゆる形の山岳でなければならぬ
*
来るそれは一つの送られた光線であり
決せられた南の風である
諸君はこの時代に強ひられ率ひられて
奴隷のやうに忍従することを欲するか
むしろ諸君よ 更にあらたな正しい時代をつくれ
宇宙は絶えずわれらに依って変化する
潮汐や風
あらゆる自然の力を用い尽くすことから一歩進んで
諸君は新たな自然を形成するのに努めねばならぬ
*
新らしい時代のコペルニクスよ
余りにも重苦しい重力の法則から
この銀河系統を解き放て
新らしい時代のダーウヰンよ
更に東洋風静観のキャレンヂャーに載って
銀河系空間の外にも至って
更にも透明に深く正しい地史と
増訂された生物学をわれらに示せ
衝動のやうにさへ行はれる
すべての農業労働を
冷く透明な解析によって
その藍いろの影といっしょに
舞踏の範囲に高めよ
*
新たな詩人よ
嵐から雲から光から
新たな透明なエネルギーを得て
人と地球にとるべき形を暗示せよ
新たな時代のマルクスよ
これらの盲目な衝動から動く世界を
素晴らしく美しい構成に変へよ
諸君はこの颯爽たる
諸君の未来圏から吹いて来る
透明な清潔な風を感じないのか
*
誰が誰よりどうだとか
誰の仕事がどうしたとか
そんなことを云ってゐるひまがあるのか
さあわれわれは一つになって