はやちね
「みなつき」の終わりに
東北の山を登ってきました
曇り空から
ときおり
青空と太陽が顔をのぞかせる日
これまでの山登りでは
花にはほとんど関心がなかったのですが、
今回はシーズンだったこともあるのでしょうか
色とりどりの
慎ましやかな花々の姿に
感嘆の声を心の中であげながら
初めての“ときめき” を 観じつつ
山を歩きました
見上げれば
空を飛び交う
たくさんのイワツバメたち
その山は
4億年(*5億年という記述も見受けられます)以上前の海底が隆起してできた蛇紋岩
によって構成されていて、
その特性ゆえに
固有の高山植物が多く見られるようです
麓のワイナリーでは
古生代地質を活かしたワインがつくられています
(バスの乗り継ぎの時間の関係で
慌ただしい試飲しかできなかったのが残念。。。)
帰宅して調べたところ
その地は
ゴンドワナ大陸の北縁(*現在の赤道付近にあったようです)だったと
考えられているとのこと
図らずも
ひと月の間に
ゴンドワナ大陸であったとされる地を
二カ所訪ねたことになります
登山道の岩の間に咲く ハヤチネウスユキソウ(早池峰薄雪草)
冒頭の写真は ミヤマオダマキ(深山苧環)