おりおりに 出逢った      「すきなもの」を      縦横無尽に ご紹介
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“うま”のひ 【その2】


そんな風に迎えた水の曜日、

なんやかんやと時間が過ぎて

お店に着いたのは

伝えていた時間帯だけれども 自分が想定していた時刻よりは遅くなった午後




オンラインで購入したものを受け取りに来たことを伝え、

店内の石たちを ゆっくり見せてもらうことに


17年ぶりに伺ったことをスタッフの方に話すと

常駐しているわけではない その店のオーナーの母である“ママ”が

今ちょうど セッションのためにお店に来ていると教えてくれました




店内を一巡しながら とても気になる石が 一つ


オーラソーマの商品の棚の中に収まっていたので 売り物かどうか分かりません


「何の石ですか? 不思議な石ですね」


スタッフの方はその石の存在に初めて気づいたようで

そっ と、棚から取り出してくれました




母岩でしょうか

細かな柱状節理のような石がびっしりと 鱗のように 羽のように 水晶を覆っています


値段がついていなかったので、調べてくれようとしたのですが

「ひと通り見て それでも気になったら」

ということに




セッションを終えて部屋から出て来たママとクライアントさん そしてスタッフを交えた話が

耳に入ってきます


<ペガサス>

 <午年生まれ>


なんとも、ここでも「うま」が!




ひと通り見て 先ほどの石がやっぱり気になったので その旨を伝え 調べてもらうと、

オーナーが実物を見て確認する必要があるかもしれないので

数日ほど時間がかかるかもしれないとのこと


マウイ島在住のオーナーが タイミングよく日本に来ているのだけれど

遠方で講習中なのだそうです




クライアントさんとのやりとりが一段落したママが その石が取り出されていることに気づき

それがママとオーナーにとってはペットのような(愛情を注いでいる)石で

限りなく非売品に近い石であることを教えてくれました




それでも ママはオーナーにすぐにメールを送って 確認してくれようとしたのです

講習中でもメールはチェックしてるから(笑) と




もともと数日待つ心づもりで 返事を急いではいなかったのですが

特に急いで帰る用事もないし

17年前に聞いたことなのにママが讃岐出身だと覚えていたこともあり

このところ讃岐が気になっていることなどをお喋りしつつ

オーナーからの返信を待つともなく待ちました




もうそろそろお暇しようかな と思い始めた頃

オーナーから連絡が入り

最初は「売り物ではありません」というような返事が届いたようなのですが

ここでもママがひと押ししてくれて

めでたく我が家に迎えることとなりました




少し重さがあるので 送ってもらってもよかったものの

なんとなくその日の流れから

その日の内に家に来てもらうのが良いように思って、持ち帰ることに




どのタイミングだったのか…

その週の土曜日…9月9日に届くレムリアンシードとペアになる石のように感じていました




レムリアンの石を送り出してくれるお店で 3月に求めた石は

我が家にやって来てほどなく

豊受大御神を呼んだ天照大御神のように

ペアとなってはたらく石を呼び寄せたのでした

(としか思えない展開がありました。笑)




そして 此度も また…

今度は到着前に(笑)




土の曜日にやってくる石に

私は、湧き立つ波や泡から生まれ出づる“鳳凰”を観ていたのですが

水の曜日に出逢い招いた石は

龍にも 鳥にも 獅子にも 馬にも 観え、

私は“麒麟”という存在を重ねていました




密かに「麒麟のペガサス」と命名して…




“鳳凰”の石を招くことを決めた時

その石を置く場所は明確にイメージできました


玄関に飾ってある絵の後ろ

その絵と石が何らかの領域で作用し合うであろう印象がありました




もっと言うなら、

その石が置かれることで

“その絵(に込められたorとつながる(意識領域を超えた)意思/場/エネルギー)がONになる”

イメージがあったのです




なので

実際に対面してみないと分からないけれど

“麒麟”も同じ場所に鎮座してもらおう、と




ただ

“鳳凰”が到着するまでは

窓際の賑やかな場所で過ごしてもらうことにしました





































“麒麟”の到来は

我が家の石たち…鉱物界にとっては とても大きなことだったようで、

みんな 尊敬と慈しみと愛情が混じりあった静けさの中で

“麒麟”を迎えていました


あたかも マザー・ドラゴン、ゴッド・マザーを迎えるかのごとく




“麒麟”には 性別超えた「大いなる母なるもの」を感じます




そしてふと

少し前に読んだ ガイアの意識とつながるという石のことを思い出しました



その近くに行くと涙が出ました・・・

今でも思い出すだけで泣けて来ます。

もう赤ちゃんのようにワンワン泣きました。

その石は、母なる地球、ガイアの意識と繋がっているようです。

ガイアが何を感じているのかが分かります。

とても悲しい・・と同時にとても美しいハッピーな気持ちも同時に感じるのです。

でも、悲しい気持ちの方が強くて泣けました。

地球で起きているネガティブなことに対するガイアの感情が伝わって来ます。

皆、その石を手に持つと悲しくて泣いていました。

(略)

金属のカプセルケースの中に収めて、持って帰りました。

金属ですが廻りが防弾ガラスのようなもので覆われていました。

その石を持ったまま、隣の部屋に戻ると、

泳いでいた魚たちが完全に動きを止めて、まるでその石に敬意を表しているように感じました。

じっと石の方を見ていました。

皆、その様子に感動しました。










そして

ひと息つき


汗ばんだ服を脱いで着替えている時、

その日の朝 何気なく手にして着ていったT-シャツが

ウミウマの絵だったことに

初めて気づいたのでした
















《つづく》