Hole
hole < PIE root kel-(1) “to cover, conceal, save”
H-ole
H-Olé
こちらのサイトによればOléの語源には諸説あり、
しかしいずれも宗教的なことに関わる
掛け声的なもののようです
『アルファベットの事典』によれば
Hの字源は
フェニキア文字の「ヘート(HETH)」と
ギリシア文字の「ヘータ(HETA)」で、
いろいろな形の「柵」(仕切り、囲い、囲い地)をあらわす絵文字が
90度回転して
柵よりも梯子を連想させるような形となり
現在の 横木が一本の梯子の形に落ち着いた、
とのこと
90度の回転によって梯子の形があらわれ、
形と意味の一致は崩れた。
(略)
90度の回転によって文字の向きが横から縦に変わると、
Hの形はもはや障害物ではなく、
上にのぼるための手段、
天と地をむすぶ梯子となった。
Hから始まる“Homme”(人間)という言葉は
この考えに味方しているようにみえる。
地に貼りついて暮らす人間は天を目指して昇ることに憧れる。
Hは象徴的に人生の行路をあらわしているのだ。
[P.79〜P.80]
*
holeは「あな」
古語の「あな」も
「ああ」とか「あれ」とか「まあ」を意味する
自分自身への掛け声とも言える感動詞
GEN
-gen < PIE root gene- “give birth, beget”
玄 源 元 現 弦 言 験 幻 間 …
net・H
net < PIE root ned- “to bind, tie”
neth=netherland
nether < PIE ni- “down, below”
くりっ
こちらのサイトによれば
「クリ」の語源には
1 果皮の色が黒いことから「くろ(黒)」が転じたとする説や
「クロミ(黒実)」の縮約など
黒い色を語源とする説
2 落ちた実が石のようであることから、
「石」を意味する古語「クリ」からとする説
3 朝鮮語で「栗」を意味する「kul(クル)」からとする説
など諸説あるそうで、
石を意味する古語「クリ」は、
水底によどむ黒い土をあらわす「くり(涅)」と同源であることから、
「クリ」の色の「黒」や石の「クリ」と同系と考えられる、
とのこと
pour out
pour<PIE root peue- “to purify, cleanse”