奏でる しんじゅ(真授)
いつもの通り道
足早に通り過ぎる私の眼に
みずみずしい輝きが
飛び込んできました
真珠の首飾りに
勝るとも劣らない
若葉の つらなり
楽譜のようでもあり
耳を澄ませば
しんめのうたが 聴こえてきそうです
陽 光
耕作放棄地の様相を醸し出していた庭に
今日 やっと 手を入れ始めることができました
通路にはみ出しているがゆえに 刈り取った
ハルジオン
その愛らしい姿に
まとめて 水差しに生けました
野の花の
慎ましい甘い香りに 満ち満ちています
今日 やっと 手を入れ始めることができました
通路にはみ出しているがゆえに 刈り取った
ハルジオン
その愛らしい姿に
まとめて 水差しに生けました
野の花の
慎ましい甘い香りに 満ち満ちています
さくらいろ
山桜 染井吉野 に 枝垂桜 八重桜
去年の分を補うかのように 長く楽しめた桜の季節が終わった頃
今年の桜の色が 届きました
どうしても 2012年の桜の色をとどめておきたくて
昨年末に偶然知った 桜の染めをしている方に
パシミナとリネンの布を
託したのでした
その方曰く
今年の桜は 例年よりピンクが強く染め上がった とのこと
やさしさ と しなやかな強さ を
感じます
去年の分を補うかのように 長く楽しめた桜の季節が終わった頃
今年の桜の色が 届きました
どうしても 2012年の桜の色をとどめておきたくて
昨年末に偶然知った 桜の染めをしている方に
パシミナとリネンの布を
託したのでした
その方曰く
今年の桜は 例年よりピンクが強く染め上がった とのこと
やさしさ と しなやかな強さ を
感じます
きみがよ
きみが よ は
ちよに やちよに
さざれいしの
いわをと
なりて
こけの むすまで
ちよに やちよに
さざれいしの
いわをと
なりて
こけの むすまで
いわずと知れた
国歌『君が代』の歌詞です
いにしえの和歌が元になっているとされるこの詞
日本語の多義性を捉えて
詠みかえるなら
ひとの精神の深化/進化 をうたったものとして
理解することもできます
国歌『君が代』の歌詞です
いにしえの和歌が元になっているとされるこの詞
日本語の多義性を捉えて
詠みかえるなら
ひとの精神の深化/進化 をうたったものとして
理解することもできます
調和
ぶどうの木は40年を経た頃から
その木のなかで
調和を見つけ始める
イタリアでビオロジーのワインをつくっている方が おっしゃった 言葉です。
まるで 人間のような…
またひとつ
ワインをいただく楽しみと
年を重ねる楽しみが増えました。
まるで 人間のような…
またひとつ
ワインをいただく楽しみと
年を重ねる楽しみが増えました。
カカオ
カカオ100%
透明な 苦み
早春の恵み にも似て
【余談】チョコレートの製造過程に 発酵 が含まれていることを
そして
その発酵と豆の種類によって 味がどれほど異なるかを
つい最近 知りました
これまで 単なる「甘いもの」という認識でしたが
その生産・製造の在り方も含め
奥深いものがあります
語らい
日当りのよい 野道では
すみれが おしみなく 咲きあふれています
楚々とした 愛らしい その佇まい
今から数週間前
まだ 空気の芯に冷たさが残る頃
木々の下で寄り添うように咲いている すみれが
目に留まりました
つなぐいろ
五倍子で先染めした 秩父太織の ショール
服の色の組み合わせが あわないな というときも
このショールをまとうと 全体がまとまります
光によって やわらかく変化する ふしぎないろ です
秩父太織は
ふぞろいな大きさの繭を 100粒前後
座繰り器で一気に引き上げ そろえただけの
繭がもつ自然な撚りを生かした糸 によって 織られています。
服の色の組み合わせが あわないな というときも
このショールをまとうと 全体がまとまります
光によって やわらかく変化する ふしぎないろ です
秩父太織は
ふぞろいな大きさの繭を 100粒前後
座繰り器で一気に引き上げ そろえただけの
繭がもつ自然な撚りを生かした糸 によって 織られています。
いろいろ な 絲
だいすきなテキスタイル・スタジオから 届いたはがき です
手紡ぎの絲に染められた 自然のいろいろ
みているだけで しあわせなきもちになります
手紡ぎの絲に染められた 自然のいろいろ
みているだけで しあわせなきもちになります