おりおりに 出逢った      「すきなもの」を      縦横無尽に ご紹介
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いしのはな










10年近く前に買った石を

ある方に送りたくなり

ご意向を伺うために

撮った写真




花のようなその象形に

「石の花」という言葉が浮かび

調べてみると

ロシアの作家パーヴェル・バジョーフ氏

ロシア・ウラル地方の民話を元にした短編集『孔雀石の小箱』のなかに

「石の花」という小編がありました



また

同名のものとして

その話を元にした バレエ作品や

第二次世界大戦中のユーゴスラビアを描いた漫画

(*以前 家人が買ってきて、パラパラと読んだ記憶があります)

あります




私が見たサイトによれば

バジョーフ氏が「石の花」に託したものは

自然の美しさ

真の美しさ

うつくしさそのもの



ようです







自然にしかつくれない 石の花


人間にしかつくれない 石の花


人がかかわることで うまれる いしのはな









花開吉祥







メニューには

次のように記されていました



あざやかな百合の花と千日紅が印象的

花言葉:万事大成の予感



あるサイトによれば

「この花が咲くとこの上なく良いことが起きますように」

と願いを込めて名付けられたお茶

だそうです





百合の花に包まれた千日紅の花言葉は

「変わらぬ愛」



その近縁種に

ストロベリー・フィールズの名を見つけ

ビートルズの楽曲を思い出しました



百合の花言葉は

「威厳」「純潔」「無垢」



キリスト教において白ユリは

マリアの花とされており

「聖母のユリ(マドンナ・リリー)」と呼ばれているようです



昨年

折に触れ目に留まった

フルール・ド・リスは

直訳すると

「ユリの花」

ですが、

このユリは

一般的なユリ(ユリ目ユリ科ユリ属)ではなく

ユリ目アヤメ科アヤメ属のアイリス

とのこと



アイリスの名は

ギリシア語で「虹」を意味するイリスに由来するそうです



ギリシア神話の女神「イーリス」にもつながる

その紋様

フランス王家の紋章として知られています



一番外側で

上記二つの花を包む茶の

花言葉は

「追憶」「純愛」

となっていました


はなひし







とりだした
あやおり

もん


ひしかたに


サザンクロス

たくしたる
獣のすうじ(666)の
みつどもえ


やえのさくらは
空海の
八十八の
ふう
いん

たぬきて
あわに
うづめした
さぬきの
きつねの
たねとりて
クルスのクロス
とりはらう


二二にわけたる
ひのもとは
さしすせ
おり

そのちから
とさのさとへと
もとり
いき
かごめのさるめ
さりさりて
さかみち
とおる
かなのはし
しこくを
つげる
かなのはし


しへんのはなさき
かなかわり
さかみのさとに
あさきては
いざなひ
ひらく
かいのひとひと







【補記】


花菱は

伊勢神宮の神紋でもあります


出雲大社の神紋は

花菱に剣紋を添え

それを二重の亀甲紋で囲ったもので、

安芸の宮島にある厳島神社は

更にそれを3つ盛ったもの



記紀では

征服したと読める側の社の紋を

征服されたと読める側の社の紋において

海の使いである亀の甲羅によって封印しているのが

興味深いところです



イセ

座(い・ます)瀬
とも記せますね



伊勢が奉じてきたものは

アルファでありオメガであるものなのかもしれません



あそ ひらく








あらはばき

セオリつ の みち

ととのひて

艮の セン

太平の海(み)へ







正四面体の紋/門








今日おとずれた社に

こんな紋が記されていました



三つ鱗

だと思いますが

通常は空白になっている真ん中の三角も

色付けされているため

正四面体の展開図のようにも見えます



この紋を見たとき

わたしは

イギリスの国旗のデザインを

思い出しました




Wikipediaによれば

イギリスの国旗は

最初

聖ジョージ・クロスであるイングランドの旗と

聖アンドリュー・クロスのスコットランドの旗を

組み合わせてつくられ

その後

更に聖パトリック・クロスのアイルランドの旗が加えられ

現在の

“ユニオンジャック”とも呼ばれる国旗になったようです



このデザインを見ると

イングランドのクロスが

スコットランドとアイルランドのクロスの上に

乗っており、

見ようによっては

イングランドが

スコットランドとアイルランド(の紋章)を封印している

デザインのようにも映ります








日比谷







あついあつい今年の夏



旧暦の七夕だった昨日の都内は

緑の中は幾分過ごしやすく

ときおり

さわやかな風が吹き抜けました



縄文海進の時代

太平洋を臨む「ミサキ」だった皇居の地



波打つ境界で接していた

当時は海だった日比谷の地



日比谷の池には

鶴がいて

勢いよく

水を噴き上げていました








【余談】


このところ意識に浮上している

「かごめかごめ」の歌


Wikipediaによれば

現存する文献で最も古いとされるものの歌詞は



かごめ

かごめ

かごのなかのとりは

いついつでやる

よあけのばんに

つるつる

つっはいた



なのだとか










都心にも

こんな大樹がありました